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人工衛星管制システム

地上から人工衛星を見守ります

宇宙航空研究開発機構（JAXA）様の人工衛星管制システムに携わって50年

当社は、50年にわたり30機以上の宇宙航空研究開発機構（JAXA）様の人工衛星管制システムの開発に携わっており、日本の宇宙開発の発展に寄与しています。

国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構様

理事長　　　山川宏

URL　　　　https://www.jaxa.jp/

人工衛星管制システムとは

　人工衛星管制システムとは、人工衛星のミッションを遂行するために、軌道上にある人工衛星を地上から管制するシステムです。
人工衛星の状態をテレメトリにより監視するとともに、人工衛星の機器制御及び観測等の実行計画をテレコマンドとして人工衛星へ送信し365日、人工衛星の正常なミッション遂行を支援しています。
　JAXA様の人工衛星管制システムは、人工衛星毎の開発費削減及開発期間を短縮をするために人工衛星で共通して利用されるバス系データ処理機能及び衛星へ送る制御データを生成する機能は標準機能として有し、衛星のミッションに依存した衛星運用計画を作成する機能は衛星毎に開発しアドオンする仕組みとなっています。

TISソリューションリンクが携わってきた人工衛星管制システム

　当社が携わり開発した人工衛星管制システムは、現在で第４世代目になります。各世代の人工衛星管制システムにおいて継続して人工衛星の高度化への対応、最新ソフトウェア技術を採用してのユーザビリティの向上等を推進しています。
　現在、主力として稼働している人工衛星管制システムは、第３世代のシステム「SMACS」です。次世代のシステム「SMACS-II」は、初期リリースを終え、先進レーダ衛星(ALOS-4）及び温室効果ガス・水循環観測技術衛星(GOSAT-GW)の人工衛星管制システムとして準備を進めています。
　今後も、更なる衛星ミッションの確実な遂行、安定した運用を実現する人工衛星管制システムを目指し改善を継続していきます。

人工衛星管制システムの変遷

当社は、50年にわたり30機以上の宇宙航空研究開発機構（JAXA）様の人工衛星管制システムの開発に
携わっており、日本の宇宙開発の発展に寄与しています。

TISソリューションリンクが開発した人工衛星管制システムを利用したJAXAの人工衛星

TAMOLIS

技術試験衛星IV型「きく3号」
静止気象衛星2号「ひまわり2号」
技術試験衛星Ⅲ型「きく4号」
実験用中継放送衛星「ゆり2号」
実験用静止通信衛星「さくら2号」
静止気象衛星3号「ひまわり3号」
海洋観測衛星1号「もも1号」
技術試験衛星Ⅴ型「きく5号」
実験用静止通信衛星「さくら3号」
静止気象衛星4号「ひまわり4号」

SOCS

実験用中継放送衛星「ゆり3号」
地球資源衛星「ふよう1号」
技術試験衛星Ⅵ型「きく6号」
地球観測プラットフォーム技術衛星「みどり」
技術試験衛星Ⅶ型「きく7号」
通信放送技術衛星「かけはし」
光衛星間通信実験衛星「きらり」
データ中継実験衛星「こだま」
民生部品・コンポーネント実証衛星「つばさ」
環境観測技術衛星「みどりⅡ」