PROJECT STORY 09

保険会社のデータ連携に貢献
業界特有の仕様変更にも細やかに対応

金融ビジネス第1本部
金融ビジネス第3部

プロジェクトの経緯・課題

プロジェクトの経緯・課題

関係各所で異なる仕様や要望に応え、情報連携の橋渡しとなる。多数の関係者とのあいだで柔軟に対応していく。

金融ビジネス第3部では、国内生命保険会社における基幹周辺システムの保守開発を担当しています。保険会社は、生命保険協会や保険販売代理店といった関係各所とデータ等のやり取りが多数発生します。
授受するデータは仕様が異なり、それぞれの要望に対して基幹システムで一括で対応することは現実的ではありません。そこで、周辺システムが双方の仕様の差を埋めたり、個別の要望に対応して基幹システムと関係各所との情報連携の橋渡しをしています。
最新の技術やサービスを扱うプロジェクトではありませんが、双方の業務が上手く進行できるようスケジュールや仕様の面で常に柔軟な対応が求められています。

解決方法

お客様と近い距離感で密に連携し寄り添う。プロジェクトリーダーとしてメンバーの状況を把握し管理進行。

プロジェクトでは多くの重要な情報を扱うため、自社オフィスでの業務ではなくお客様先で業務を行っています。そのため、お客様と密にコミュニケーションを取り、お客様が「どのように業務を進めているか」「どのような課題やご要望があるのか」を理解しながら、常にお客様に寄り添った提案を行うようにしています。
私はプロジェクトのリーダーを務めていますので、チームメンバーそれぞれの状況を把握し、業務の進捗を確認しながら進めるように心がけています。

開発における課題

業界特有の細かな法令改正への対応など、改善業務が頻発。業務の重要性の分だけ強いやりがいが感じられる。

担当している開発業務は、お客様が要望される改善対応の他に、新たな保険商品に向けた開発や法令対応(保険法や税制変更)などもあり、非常に幅広いです。
規模や、用いる技術も異なる複数のシステムを担当しているため、決められたリソースで期限内に対応できるように細かな調整を行う必要があります。また、一人ひとりが担当する業務の重要度・責任の大きさは、苦労もある反面、強いやりがいが感じられるところでもあります。

開発における課題

お客さまの反応や将来の展望

厳しい言葉も期待の裏返し。お客様と共に成長・発展ができるようにプロジェクトを動かしていく。

業務の中で、システムトラブルを発生させてしまったときは、お客様から厳しいお言葉をいただくこともあります。ただ、それはTSOLへの期待の裏返しだと感じています。ですから、両社が共に成長・発展していくためにも、引き続きプロジェクトチーム一丸となってスキルを磨いていきたいと思います。